名前 灰太郎
俺は殺されかけていた。
あやうくトドメを刺される寸前だった。
ヤメて!!
息ができない・・・・・
ギャハハハハハハッハ!!
この島では最大の凶器は『笑い』だった。
そいつが容赦なく予告もなく俺に襲いかかった。何度も。
逆立ちキック&カンツォ~~~~ネ!!
うひゃひゃひゃひょひょ~!
もう、死んじゃう!許して!
俺達に与えられた時間はたったの三日間。
でもそれは魔法のように満たされた時間だった。
永遠を感じた。
この世界の上半分は『空』で、下半分は『海』だった。
世界のすべては極上のブルーだった。
そして俺達は当たり前に素っ裸だった・・・・・・・