抱瓶

七月七日 群星館8周年イベントへ向けて

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「幻の泡盛 泡波一人一杯500円の秘密」
皆さんは日本最南端、波照間島の島酒「泡波」をご存じでしょか?
もともと島内の需要分以上には作れない泡盛なので、希少価値が高く高額で取引されていますが、当店では他の一般酒と同じ価格でお出ししています。
それは、島内では他の泡盛と同じ値段で飲まれているのに、石垣、沖縄本島、内地へと流通するたびに一部の買い占めや、中間マージンの搾取によって高額になるのは、やがて泡盛離れを引き起こすのではと危惧するからです。いくら高額で売られていても「波照間酒造所」が得をしない仕組みに疑問を持ち、たまに入手した時にも、一般の価格で提供し続けていた所、波照間島民の皆にも理解をしていただき、このような大事なイベントには少量ですが直接送っていただけるようになったのです。
昔から沖縄には、少ないお酒をそこにいる皆で少しずつ分かち合うという習慣があります。
「泡波一人一杯500円」を島の暮らしや情景を思い浮かべながら、是非ともヨーンナー(ゆっくりと)お楽しみ下さい。    店主